2014年6月5日木曜日

新講座 身体表現ワークショップ「Musicking ミュージッキング/音楽する」

 この4月から、コミュニケーション学部の専門科目「身体表現ワークショップ」群に新講座「Musicking ミュージッキング/音楽する」が開講されました。その内容をご紹介します。

 音楽を聴いたり、観たり、歌ったり、演奏したりする( = Musicking)とき、心と身体は音楽の響きに感応し、場を共にする人々の感応は共鳴し始めます。音楽は、心と身体の感性を触発し、心と身体の表現をうながし、人と人とのコミュニケーションを産み出す人類にとって大切な営みなのです。音楽をつうじて、心と身体の感受する力、表現する力、コミュニケートする力を触発し賦活すること、それがこのワークショップの目的です。

ゲスト講師 森崎ベラさん
 ワークショップを主導するゲスト講師・森崎ベラさんは日本ゴスペル音楽界の先駆者として知られ、Black Musicの分野全般で高く評価されている現役のシンガーです。ボーカル・トレーナーとしても著名で、数多くのシンガーやクワイアを育てあげています。

 本ワークショップで取り上げるのは、ブルース、ゴスペル、ソウル、ジャズ、ロック、カントリー、ファンク、クロスオーバー、フュージョン、コンテンポラリーなど、アメリカで生まれ育った音楽です。

ブルースを語る(1) 小安田憲司さん
ブルースを語る(2) 小出 斉さん

 ワークショップには、アメリカ音楽を専門とする数多くの一流ミュージシャンがゲストとして出演してくれます。

 ゲスト講師・森崎さんとゲスト・ミュージシャンの対談形式の解説、そして選りすぐられた古典的名曲、名演の映像資料によって、アメリカのさまざまな音楽ジャンルの音楽的特徴と社会文化的背景、歴史的背景について学びます。

 ワークショップでは、さらに、ゲスト陣による生の演奏を聴きます。最高のゲスト陣が奏でる最高の音楽を聴いてもらいます。メディアを介した音楽視聴経験とは別次元の、生の音楽が産み出される現場、ミュージシャンと観客のあいだで感性と表現とコミュニケーションが渦巻く音楽の現場を体験し感受してもらいます。

〈ゲスト・ミュージシャン〉
 出演されるゲストは次の方々です(プロフィールはそれぞれのHP等をご参照ください)。

 小出 斉(vo,g)、星川 薫(g)、小安田憲司(vo,g)、吉森 信(pf)、青山春裕(vo)、深沢葉子(pf)、持田弘嗣(vo)、小田智昭(drs,perc)、新井崇嗣(音楽評論家)

小出 斉さんのブルース

持田弘嗣さん

小安田憲司さんと深沢葉子さんの
ブルース





  






ギタリストの星川 薫さん

 二コマ続き授業の後半では、受講者が音楽を実践します。準備体操に始まり、ゴスペルを主とする課題曲を歌いながら発声、発音、唱法、音程、リズムなどを学びます。さらに、ソロで歌う技術、個性の活かし方、グループでハーモニーを構築する技術、マス・クワイアのユニゾン(斉唱)の方法などを習得します。ゲストから楽器演奏の個別指導を受けることもできます。声を合わせたときに産み出される音楽の力、心の糧となる音楽の力を感じとってください。

準備体操
歌う

(コミュニケーション学部教員 池宮正才)