2015/08/23

トケコミQ&A

今年のオープンキャンパスがきょう無事おわりました。
お越しいただいたみなさまにお礼申し上げます。
限られた時間でしたので、十分説明できなかったことがらもあります。
それを補うべく、以前のブログ記事をご紹介します。参考になれば幸いです。

《Q&A その1
Q1 コミュニケーション学部ではどんな資格が取れますか

《Q&A その2
Q2 コミ部では(そもそも)どのような勉強ができるのか
Q3 企業コースがあるが、経営学部流通マーケティング学科との違いは
Q4 日芸とトケコミの違いは
Q5 制作系に興味がある、どんな勉強ができるのか
Q6 TV業界に行きたい

《Q&A その3
Q7 面接試験ではどんなことを聞かれるのですか

2015/08/22

体験授業で配布しました

 きょうの体験授業《「メディア」からコミュニケーションを考えると》で配布した参考資料をかかげます。(柴内康文)

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 もし、今日の授業に出てきた話に関心を持ったら、以下のようなものを見るとよいと思います。

●コミュニケーション学部の学びの様子が知りたかったら
→学部のブログ「きょうもトケコミ」
 http://comtku.blogspot.jp/


●ブログに私が「TED講演から学ぶメディアとコミュニケーション」の記事を書きました
→「TEDでメディア・コミュニケーションの理解を深める」
 http://comtku.blogspot.jp/2014/07/ted.html
 ※メディアが人々を切り離してしまっているではないか、という問題については、この中の「イーライ・パリザー」の講演をおすすめします。

 ブログには、いくつかの授業の報告もあります

●いわば、身体をメディアとしたコミュニケーション、また授業で紹介したような映画作品を通じた学び
「身体表現ワークショップ」
 http://comtku.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html
 ※古武道(杖道)による身体表現を学んでいます

「表現と批評」
 http://comtku.blogspot.jp/2015/07/2015.html
 ※たくさんの映画を紹介し、批評表現を学んでいます

●東経大コミ部では、さまざまなテーマの卒論を書いています。コミュニケーションの世界は、社会のあらゆるところにおよぶからです
「卒業制作・卒業論文」
 http://www.tku.ac.jp/department/communication/com-theses/


2015/08/20

週末はオープンキャンパス

明後日と明々後日(しあさって)は、オープンキャンパス

体験授業
8/22
柴内康文
▶︎「メディア」からコミュニケーションを考えると
LINEとTwitter、私たちは直接会う以上に「メディア」を挟んでコミュニケーションしています。その機能や役割は、現代社会を理解するには欠かせません。そんなことを考えるスタートラインに立ちませんか。

8/23
小山健太
▶︎企業組織のコミュニケーション〜あなたのキャリアのためにも
企業組織の基本要素の一つはコミュニケーションです。日常的には「就"職"」と言いますが、日本企業の本質は異なります。あなた自身のキャリアのためにも、企業組織のコミュニケーションを理論的に考えてみましょう。

体験ゼミ
8/22
草野ハベル清子
▶︎コミュニケーション英語
少人数の英語コミュニケーションのクラスにおける第1日目のようすを再現します。

8/23
松永智子
▶︎「異文化×メディア」でゼミする方法
あなたの「なぜ?」を形にしよう。

スタッフ一同、お越しをお待ちしていまーす。


2015/08/17

葵マスコミ会懇談会のお知らせ

テレビ、新聞、出版、広告、インターネット、……
と、マスコミ界で働いている東経大の先輩が後輩のために集まってくれます。気軽な雰囲気の立食形式で行なわれます。

会場の都合で先着60名までです。期限は10/5(土)。

10月15日(木)18時から
参加費500円。
問い合わせはキャリセンターまで。

「葵マスコミ会」懇談会は、コミュニケーションの仕事に就きたいと思っている東経大生にとって貴重な機会です。

昨年のようす

2015/08/07

【学問のミカタ】宿題を見つける

8月の共通テーマは「宿題」。

「8月の宿題」っていうと、夏休みの宿題を連想しちゃいます。今回、このテーマを担当するのは、スポーツコーチングが専門の遠藤愛です。あともう一つの専門はテニスです。この「宿題」というテーマで私が思い起こすことを書いてみます。

 私は大学三年の4月にプロテニスプレーヤーになりました。といっても、プロになるためにテストを受けたわけでもなく、テニス協会に登録をしただけなのですが……(現在は、ランキング何位以上などの基準があります)。では、アマチュアからプロになって、何が変わったのかというと、「宿題」なのです。

 私は、アマチュアの時から競技に対する意識は高い方だったと思います。つまり、競技に打ち込む姿勢はできていた方だった。でも、やっぱりそれでもプロで通用するためには、さらにその意識を高める必要がありました。

 プロはその日行うトレーニングを最高のものにすること、その積み重ねが勝ちに繋がります。そのために体調を整えてトレーニングに臨まなくてはなりません。一日のトレーニングが終わると、翌日のトレーニング開始から逆算して生活します。何時に寝れば睡眠時間が十分取れるか、そのためにはいつ食事をすれば良いか、そのためには、……といった具合です。

 そして一日の始まりにすることは、朝起きて自分の体調を“みる”こと。

 睡眠は十分取れたか、食欲はどうか、疲労感はどの程度残っているかをみて、トレーニングを始めるまでの準備をどのようにするかを考え、実践する。体調が良いときは自分の食欲に従って栄養を取り、通常のアップを行います。疲労感が強ければ、食事で果物や野菜を少し増やし、炭水化物をゆっくりとります。もしトレーニング場所までの移動で休めるなら、もう一度軽く寝ることもあります。

 次にアップ(準備運動)です。

 私の場合は、いつもより時間をかけて走って体を起こし、動かざるを得ないほど激しい動きをあえて取り入れます。「体が起きていない」状態でトレーニングをすると怪我をしてしまうので、激しい動きを入れて無理矢理、体を動かします。体はいい状態の動きを覚えていて、頭ではいい状態での動きを理想として動いてしまう。そこに体がついていかず、怪我をする、調子を崩すという循環に陥ります。なので、常に心がけることは「その日のベスト」を目指すことです。そのためには自分を見つめ、その日の課題を見つけ、それをクリアしていかなくてはいけない。

 子どもの頃、アマチュアの頃は指導者の指摘を待ち、それを受けて実践していました。つまり「宿題」を出されるのを待っていた、ということです。でもプロで活躍するためには、「宿題」を自分で見つけること、さらにはその解決方法を自分で見出し、実行しなくては勝っていけないことに気づきました。こうした自己分析に優れていないないと、コーチングが原則禁止されているテニス競技において、天候、環境、自分の調子、相手の調子を見て戦術やプレーを変えてくるレベルの相手に太刀打ちできません。

 私は引退後、大学で教える道を選びました。以来、私が学生に求めていることは「自ら学ぶこと」です。私のゼミでは学生が自分でテーマを見つけ、研究ノートを書いていきます。自分の興味や素朴な疑問からテーマを設定し、それを調べていくのです。

 皆さんはテストを受けて、正解の数を競うことが多いと思います。でも世の中には正解のない問題がたくさんありますよね。自分の競技者生活を振り返っても、日々の体調によって異なる正解が引き出されること、昨日のやり方は今日必ずしも正解でないことが当たり前でした。大学では、明らかにしたいことを設定し、明らかにするために何をしていけば良いのか、つまり「宿題を自分で考えて実行すること」が求められる場でもあると思います。

 今年もゼミ生がテーマを決めました。「プロレスはスポーツなのか」「スポーツと人種」「小学校低学年生に対する陸上競技の指導方法」「プロ野球の16球団構想」などなど上がってきています。知る、学ぶ面白さを、身を持って体験していって欲しいのです。

 この夏、自分で宿題を見つけて、ちょっと取り組んでみませんか?
2013年度オープンキャンパスの遠藤先生の体験授業「プロスポーツの仕組み

2015/08/05

古武道から新たな身体表現へ


 















暑中お見舞い申し上げます!【ワークショップ中村座】 にて制作

『シェイクスピアズダイアログ2015』 作品公開です。


 シェイク(振る)スピアズ(槍)ダイアログ(対話)は、四百年継承された古武道、杖道(じょうどう)に倣う創作システムです。光る杖を用い、対戦者同士の本気の(命がけの)対話を可視化します。
杖が描くしなやかに変化する光の繭は、絵(ライトペインティング)ではなく、対戦者の周りに現れる拡張された身体そのものです。