2019/07/30

【観光学・中村(忠)ゼミ紹介】共栄大学 稲本ゼミとインターゼミナールを実施


梅雨が明けた!!と思ったら夏休み。
今週からトケコミでも、オープンキャンパスが始まります!




8月25日(日)コミュニケーション学部体験授業で登壇予定の中村忠司先生(観光学入門)より、ゼミの紹介記事が届きましたので、ご紹介します。

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 2019627日(木)共栄大学国際経営学部(観光ビジネスコース)の稲本恵子教授(専門は航空サービス論)とゼミ生が来校され、中村忠司ゼミ(観光学)とインゼミ(インターゼミナール=他大学とのゼミ交流)を行いました。

 最初に稲本先生から航空および空港産業界についての講義を受け、具体的にどのような仕事があるのかを学びました。例えばグラウンドスタッフには、航空機でご出発・ご到着されるお客さまの手続きやご搭乗のご案内等を行う旅客サービスと航空機の安全運航を地上から支える仕事の航務サービスがあります。稲本先生は元日本航空のキャビンアテンダント(CA)というキャリアをお持ちです。多様な部門から構成される航空産業界では、業種、職種毎に求められるスキルも多様であり、要件を満たさねば就くことができない仕事もあることを教えていただきました。


多様な航空産業界について教えていただきました。



 後半は、現在稲本先生のゼミで取り組んでいる埼玉県春日部市の姉妹都市オーストラリアクイーンズランド州フレーザーコースト市への誘客案について意見交換を行いました。フレーザー島は世界自然遺産の島ですが、アクセスが難しく交通面での課題があります。ただ、日本でも交通アクセスがとても不便なのに、旅行者が強く見たいと思って無理をしてでも訪れるコンテンツツーリズムの例などが示され、不便さを解消するよりも強い魅力を打ち出していくことが観光地のPRにとっては大切であるという意見も出ました。また中村ゼミでは事前にオーストラリアに関するアンケートを行いました。

 
世界遺産フレーザー島についての説明を受けました。


島への誘客に関する意見交換を行いました。


 観光学は「現場」を抜きに語れません。今後とも中村ゼミでは様々な観光産業に関わる方のお話をお聞きすることや国内外のフィールドワークを行うことで観光に対する視点を磨いていきます。

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コミュニケーション学部:体験授業

8月1日(火)
動画制作入門 動画で表現できるようになろう!
田村 和人 教授
ゼミで実施している動画制作の授業内容を紹介しながら、その楽しさを伝えます。スマートフォンやパソコンなど、身近な機材でもプロ並みの動画が制作可能ですよ!
8月2日(水)
多様性を楽しもう! 文化人類学的な異文化理解への招待
小林 誠 准教授
多様性を知ることは、自分たちの当たり前が必ずしも他者の当たり前ではないと気づくことです。世界の多様な家族を例に、どこまで自分たちの当たり前を揺さぶれるか試してみよう。
8月24日(土)
ソーシャルメディアはなぜ無料なのか
佐々木 裕一 教授
TwitterやInstagramが無料なのは「広告で稼いでいるから」。たしかに正解です。でももう少し掘り下げてそこから見える社会的課題を考えてみようと思います。
8月25日(日)
観光学入門―観光のニュートレンド―
中村 忠司 教授
変化するゲストハウス、大人気の美食旅、アジアの若者を惹きつけるアニメ聖地巡礼など今の旅行者がどんな観光素材に興味を持つのかを解説します。

2019/07/12

ユタ大学からのお客様

小雨滴る金曜の朝。北米ソルトレイクシティより、ユタ大学英語研修所(English Language Institute, University of Utah)のディレクター、コリン・L・エビラ氏がトケコムを訪問。同大学の魅力的な学習プログラムについて、魅力的なトークでご説明いただきました。


Welcome to TOKECOM!!
まずは柴内学部長との記念撮影を、パチリ。


ソルトレイクシティといえば、2002年の冬季オリンピック開催地として知られる自然豊かな美しい街。日本も今年は冷夏ですが、かの地ではつい最近までスキーが楽しめたそう。キャンパスを出て4、50分ほどバスに揺られればスキー・スノボに興じられるという、ウィンタースポーツ好きにはたまらないロケーション。アメリカを代表する映画祭の一つ、Sundance Film Festivalの開催地も近く、毎年1月はハリウッドスターが街を闊歩しているとか。映画好きにもたまらない。


ユタはここ!

なんと雄大なキャンパス!


多様なバックグラウンドを持った留学生が集うユタ大学ELIのプログラムでは、月〜木が授業。金曜は地域のボランティアに参加するなど、教室外で英語を使うトレーニングと異文化体験を促すよう構成されています。月〜木に学んだ英語を金曜日に試し、その日の反省は、翌週の学びのモチベーションになりそうですね。何より、ホンモノのアメリカ社会に接するチャンスです。地域の小学校やフードバンク、お祭りなどでボランティアを行っている留学生たちの興味深いエピソードをご紹介いただきました。(ちなみに、戦前からの日系人の歴史をもつユタ州。ソルトレイクシティでは毎年Nihon Matsuriが開催されているそうです。)



留学に関心をもつトケコム生が集い、熱心に聞き入りました。


学生IDで市内の交通機関は乗り放題。街には大型ショッピングモールや最新の映画がわずか5ドルで楽しめるシネコンなども充実していて、大自然だけでなくシティライフも満喫できそう。原則アルコールフリーの環境とあって、治安が良いのも安心ですね。(←酔っ払いがいないって結構大事。)保守のイメージが強いユタ州ですが、ソルトレイクシティは多様性を尊重してきたリベラルな土地柄だとエビラさん。外国人にとっても居心地が良さそうです。

英語力がアップすれば、ユタ大学の正規の授業も受講することができます。600を超えるサークルにも参加自由とか。語学学校とは異なり、「アメリカの大学生活」を体験できます。滞在は基本的にホームステイというのも魅力的。ホストファミリーと一緒に食事をしたり、週末に出かけたりするのも貴重な異文化体験になりますし、何よりユタに、自分のもう一つの「ホーム」ができる。ELIへの留学は「単に英語を学ぶだけではない」と、エビラさんは何度も強調されました。




質問した人にはユタ大グッズのプレゼント。ラッキー!


トケコムでは目下、ユタ大学ELIでの研修プログラムを準備中です。多くの学生が関心を示しているので、是非とも実現させたいです。エビラさん、本日はどうもありがとうございました。ユタの学生さんも、ぜひTOKECOMにお越しくださいね。See you and keep in touch!


行けたらいいね!!