2012年8月25日土曜日

コミュニケーションテスト

学部説明会で紹介したコミュニケーションテストについて説明しましょう。

A.ソーシャルスキル(KiSS-18
 ソーシャルスキル(SS)とは、社会の中で他者と交流し、生活していくのに必要なスキル(技能)です。大半はコミュニケーションにかかわる技能です。
 このKiSS-18は菊池(Ki)章夫さんが作成したテストで、18項目からなっています。では合計得点を出してください。
 菊池(1998)さんの論文によれば、得点平均は、高校生男子54.0(106人の回答、SD=7.5)、高校生女子53.5(57人の回答、SD=9.1)。SD(標準偏差)とは±の範囲です。つまり、男子高校生の場合、54.0±7.5の範囲、46.5から61.5の間に7割の人が含まれます。同様に、女子高校生は44.4から62.6の間に7割の人が含まれます。
 なお、他のグループは以下の通りです。
 成人 男性61.8±9.4 女性60.1±10.5
 教師 男性61.8±9.4
 大学生 男子56.4±9.6 女子58.4±9.0
 短大生 女子56.8±7.0

B.アサーション度チェックリスト
 平木典子さん作成のテストです。
 アサーションとは、自分も相手も尊重した自己主張。自分の意見や考え、気持ちと同時に、相手のそれらを重視した自己主張をさします。アサーションは自己表現だけでなく、コミュニケ ーションや人間関係にとって重要な技能です。
 このテストで、「はい」の数が10以上であれば「並」とされています。「いいえ」のついた項目が、あなたの苦手なコミュニケーションと言えます。

 AもBも一定以上の数値を取ることが望ましいとされますが、高かろうと低かろうと、それがあなたのいまのコミュニケーションの特徴(コミュニケーションスタイル)です。無理して高くする必要はありません。コミュニケーションがうまくとれない、などコミュニケーションについて悩んだとき、困っているとき、この結果を参考にしてください。