2015/02/10

2015年度の目玉授業 4「食を伝える」

特別企画講義「食を伝える-現代の食生活と食情報」
(担当:川浦康至)

 授業表題
現代の食生活と食情報を考える

 授業内容
食をめぐる昨今の環境変化は激しく、食生活の変容、食に関する情報の多様化が進んでいる。本講義では、そうした状況をふまえ、食生活や食関連産業の現状と課題、さらに食文化について、メディアや情報、コミュニケーションの観点から考える。受講者自身の食生活を見直すきっかけになることも期待している。授業は、生活情報誌出版社の協力のもと、同社スタッフ、学外講師、本学OB、学内教員が講師を務める。

 授業計画
  1. ガイダンス
  2. 料理情報から生活情報へ:食から住空間、雑貨、家事、健康への広がりを考える
  3. コミュニケーションとしての食:食を通じて育まれる人間の関係性を考える
  4. 雑誌の一生:企画から撮影、編集作業、印刷、取次ぎ、書店、読者に届くまでの流れを考える
  5. メディアとしてレシピ:レシピに含まれる商品から時代の変遷を考える
  6. 雑誌と広告:雑誌価格の決定要因としての広告、販売収入と広告収入のバランスを考える
  7. 映画に見る料理:映画を見ながら、料理と食事という「一皿のコミュニケーション」を味わってみよう
  8. 料理空間と料理:日常生活のアクセントとして料理を考える
  9. ブランド保護とレシピ著作権:母親に教わった料理の著作権の所在はどこにあるのか
  10. 産直食材と四季を生かした温泉経営:和食(日本料理)、和食と旅館、旅館の歴史と文化、温泉と健康、私と旅館経営
  11. 食に対するこだわりの伝達:日本の食伝統における知恵を受け継ぐ
  12. コミュニケーション機会としてのイベント:農家や食品メーカー、調理家電メーカーと、消費者とを直接つなぐ
  13. 90分生活情報誌編集部員1:生活情報誌作りを体験しよう(企画をたてる)
  14. 90分生活情報誌編集部員2:生活情報誌作りを体験しよう(誌面を考える)
  15. これからの食を考える


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