コミュニケーション学部の北村智准教授と佐々木裕一教授が、その著書『ツイッターの心理学 情報環境と利用者行動』で電気通信普及財団の第32回テレコム社会科学賞 奨励賞を受賞しました。
表彰される北村先生(帝国ホテルにて) |
『ツイッターの心理学』は2016年7月に出版された学術書で、ツイッター利用者へのアンケート調査とツイッター社のデータベースから取得した客観データ(利用者のフォロー数や発言数など)を組み合わせて分析した点に特徴があります。
まずは北村先生から受賞のことばです。
受賞の対象となった『ツイッターの心理学 情報環境と利用者行動』は、2013年から開始した共同研究の成果をまとめた書籍です。研究助成を獲得できたタイミングで佐々木裕一さんがサバティカル先の米国から帰国されたので、研究室のドアを叩いて挨拶もそこそこに共同研究に誘ったように記憶しています。同僚とのコミュニケーションによって出来上がった書籍で学術賞を受けられたことを大変うれしく思っています。
これを引き継いで、佐々木先生は次のとおりコメントしました。
私も同僚との共著での受賞を大変喜んでいます。共同研究に誘われたのは、米国滞在時に私がしばしばブログでツイッターのことを書いていたのを北村智さんが読んでいたからでした。北村さんは利用者行動、私はマーケティングの観点から主にソーシャルメディアを研究していますが、終章の「ソーシャルメディア時代のオンライン世界の今後」はそんな二人の合作感が出ています。ウェブの今後にまつわる大事な問題を論じているので、この章だけでも図書館でぱらぱらとめくってもらえると、さらに嬉しいです。
2人で記念撮影(トケコミブログ編集長撮影) |
北村先生と佐々木先生、おめでとうございました!
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