コミュニケーション学部教員の池宮です。
本学部開講の身体表現ワークショップ「Musicking / ミュージッキング」をご紹介します。
音楽は心と身体を触発し、心と身体の表現をうながし、人と人とのコミュニケーションを産み出す人類普遍の身体表現です。このワークショップでは、2時限連続で音楽三昧の時を過ごし、音楽を実践します。ミュージシャンの生の歌と演奏をふんだんに聴きながら、ミュージシャンの指導とサポートのもとで受講生も歌い演奏できる類まれなワークショップです。
ワークショップを主導するゲスト講師は、現役バリバリのゴスペル・ソウルシンガーであると同時に、数多くのゴスペルクワイヤを育て上げ、プロシンガーをも指導なさる森崎ベラさんです。キーボードをサポートするのはゲストミュージシャンの深沢葉子さん。
ほかにも第一線で活躍するプロミュージシャンがゲストとして数多く参加してくれます。今期のゲストは以下の各氏です。町田謙介さん、吉森信さん、小安田憲司さん、青山ハルヒロさん、藤井康一さん、持田孝嗣さん。
今年の受講生たちも歌う気満々。いくつものグループが結成され、ソロで歌いたい者も名乗りをあげ、皆それぞれ学期末を締めくくるワークショップ・ライブに向けて楽曲の練習に励んでいます。森崎さんの提案曲、学生の希望曲を合わせると十数曲にもなりますが、どれも選りすぐりの英語の名曲です。英語歌詞の発音指導もあり、とても英語の勉強になります。
最近のワークショップの様子(下記 (1)、(2)、(3))をご紹介します。こちらの動画(15分)をご覧ください。
(1) ゲストミュージシャンは町田謙介さん。曲目はゴスペルの “Amen” 。町田さんの歌とギターに森崎さんのコーラス、深澤さんのキーボードが加わった素晴らしい演奏です。
(2) ゲストミュージシャンはソウルシンガーの青山ハルヒロさん。青山さんと森崎さんのデュオで、Jimmy Cliff(ジャマイカのシンガー)の名曲 “Many Rivers To Cross” を歌う予定でしたが、急遽、受講生たちもコーラスで参加してもらおうということになりました。
森崎さんがコーラスを指導すること20分。その的確な指導には舌を巻きます。森崎さんの歌声が学生コーラスをグイグイ引っぱってゆきます。
そして本番。青山さん、森崎さんのボーカルと受講生のコーラスが一体となり、素晴らしい “Many Rivers To Cross” が完成。ごく短い練習でコーラスを覚えてしまう学生たちの柔軟性と音楽性に、森崎さんも感心しきり。年配者のコーラスでは、なかなかこうはいかないそうです。
(3) 動画の後半は、グループやソロで歌う学生たちの練習風景です。森崎さんの的確なアドバイスで、音楽を構成・表現する力が見違えるほど豊かになります。
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