2019/10/17

海外が発見した谷口ジロー、鳥取で原画展【Manga×トケコム】

トケコムで「出版論」、「表現と批評」、雑誌作りのWSなどを担当する米澤伸弥客員教授。「雑誌が最も売れていた時代」の出版業界で幅広く活躍され、今春トケコムにお迎えしました。
米澤先生は、ドラマにもなった人気漫画『孤独のグルメ』の作画者として有名な漫画家、谷口ジロー(1947-2017)作品の翻訳・著作権管理も手がけられています。



谷口ジロー、そして米澤先生の故郷でもある鳥取市で、現在、原画展「谷口ジローの世界1」が開催中です。


10月20日のギャラリートーク(12日の予定が台風で延期)には、米澤先生も在廊されるとのこと。

・内 容 谷口ジロー作品の原画の魅力を解説
・日 時 10月20日(日)16:00~17:30
・出 演 イトウユウ氏
     (京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター・研究員)
・場所  ギャラリー鳥たちのいえ (鳥取市本町1丁目201 ミュトスビル)

ちなみに、谷口ジロー作品は20近い外国語に翻訳され、ヨーロッパ、アジアで出版されています。特に谷口作品が愛されているのがフランス。昨年、独仏共同のテレビ局arte(アルテ)が制作した旅番組「Le tendre Japon de Jiro Taniguchi」では、谷口自身のふるさとで、様々な作品の舞台にもなっている鳥取の街や風土が特集されました。同番組には、案内人の一人として、米澤先生も出演されています!

 https://www.arte.tv/fr/videos/086070-000-A/le-tendre-japon-de-jiro-taniguchi/

約13分の動画のなか、米澤先生は6分台、11分台に二度登場。
谷口ジローの漫画を片手に、舞台となった鳥取の「懐かしい場所」について語ります。

最後に、米澤先生より一言。

海外が発見した谷口ジローを日本人はまだまだ知らないし、また、アジアやヨーロッパの人が知らない谷口世界も残っています。漫画を超えた漫画、谷口ジローの世界を多くの人に味わってほしいと思います。

それでは米澤先生、行ってらっしゃいませ。
おみやげ話を楽しみにしています!

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