2014/09/12

『基礎情報学のヴァイアビリティ』

西垣先生たちの編集で出ました。

『基礎情報学のヴァイアビリティ ネオ・サイバネティクスによる開放系と閉鎖系の架橋』

西垣通・河島茂生・西川アサキ・大井奈美(編)
東京大学出版会
A5判 264ページ
定価:4,400円+税
ISBN978-4-13-050184-2 C3036

基礎情報学は「情報やコミュニケーションとは何か」を問う文理融合の学問である。本書は、ネット上での「炎上」や書物をめぐる著者と読者の円環などの具体的な事例を紹介し、情報社会で生きていくための基礎的な知識や教養を提示する。

もくじ
序章 基礎情報学のヴァイアビリティ(西垣通)
第I部 「デザイン=行為」を導く
第1章 基礎情報学の情報システムデザインへの応用に向けた試論(ドミニク・チェン)
第2章 階層と浸透の間で―「メディア」と「発想」を扱う相補的基礎情報学への試論(西川アサキ)
第II部 「現実社会」を写像する
第3章 創発するネットコミュニケーション―「炎上」の社会,人格,心理(河島茂生)
第4章 「HACSモデル」による職業体験型テーマパーク・アクティビティの考察―観察者の重層的学習プロセスの展開(辻本篤)
第III部 「世界観」を提示する
第5章 情報的世界観と基礎情報学(大黒岳彦)
第6章 情報伝達という擬制と主体としての生命―基礎情報学的生命論の射程(西田洋平)
第IV部 基礎情報学のコンテクスト
第7章 ネオ・サイバネティックな創発―ポストヒューマンの再調律(ブルース・クラーク+マーク・ハンセン/大井奈美訳)
第8章 暫定的閉鎖系についての一考察(西垣通)

2014/09/03

9/4「発想する教室」

NHK「視点・論点」で、関沢英彦先生が「発想する教室」についてお話しします。

2014年9月4日(木曜日)
 総合テレビ 午前4時20分~4時30分
 Eテレ(再) 午後1時50分~2時

見逃したら、ここで読みましょう。

《過去の出演》
◎おまけ
「過去の出演」の文字起こしの字数をカウントしてみました。ざっと2600字から2700字。10分で原稿用紙6枚半。



2014/09/02

『日本人移民はこうして「カナダ人」になった』10月刊

名誉教授の田村紀雄先生が10月に新刊を出されます。

『日本人移民はこうして「カナダ人」になった』
 芙蓉書房出版 ISBN978-4-8295-0628-8
 四六判ソフトカバー 300頁
 2,300円+消費税
-----------------------------------------------------------------

戦前、カナダに渡った3万人の日本人移民は異文化社会でどう生き抜いたのか。

 日本人労働者のカナダ社会への同化、地位向上に一身を捧げたジャーナリスト、鈴木悦。パートナーとして鈴木を支えた作家、田村俊子。鈴木の後継者として日系人社会をリードした梅月高市。
 個性あふれる人々が『日刊民衆』というメディアを武器に強固なネットワークを形成していく過程を生き生きと描いたノンフィクション。
 梅月高市の個人日誌、『日刊民衆』の記事、日本人・カナダ人労働者の聞き書きや手紙など、これまで知られていない資料を駆使して新たな事実を発掘。

2014/09/01

「杖道とアート・作動する賢い身体」

中村です。

【東京剣連だより77号(7月1日号)】に「杖道とアート・作動する賢い身体」と題して、寄稿させていただきました。(財)東京都剣道連盟の広報誌 web版に全文公開!

たまには絵筆をペンに?、いへいへ杖(じょう)をペンに持ち替えてというのが正しいですねw。
東大の福武ホールシアターで初公開した杖道ワークショップやそこに萌した新たなアートの火種「シェイク・スピアズ・ダイアログ・光る杖の軌跡」について、さらにこの春からスタートした「杖道とアート」を通年で追求する東京経済大学コミュニケーション学部における身体表現ワークショップに至るまでを一気!に書きました。

2014/08/27

「杖道×アート」vs.「動体×動体WS」ふたつの流れ

中村理恵子です。
今日は前期のまとめと後期の予定を紹介しましょう。

 身体表現ワークショップ「杖道とアート―作動する賢い身体―」では、毎回、杖道(じょうどう)を稽古しながら、そこから得られたいくつかのエッセンス、 対話性、型(形、パターン)、これらを頭の片隅において、杖をカメラに持ち替え(ウェアラブルカメラや一眼レフ、流行りのタイプラプスカメラなど)、撮ることと撮られることの斬りむすぶ運動を写真に写し込むワークショップに向かいました。洗練された身体の動きを体感しながら、古武道とアートをつなぐ方法を模索していきます。

 ともあれ、メンバーは、ステージ上で思い思いに体を動かしてみます。東京経済大学のスタジオやメディア工房には豊かな環境と機材が揃っています。これらのリソースを存分に使い倒しながら!いっぽう、わたしは愚直に「杖道×アート」の道を進みます。
 このふたつの流れは、いずれ必然的に出会い、混ざり合います。
 9月17日(木)開講の表現と批評「マジが起動するワークショップデザイン」(2014年Ⅱ期)に引き継がれていきます。どうぞご期待ください!

【光る杖の軌跡「杖道×アート2014」】
 尖兵となる試みとして、中村による愚直なまでに杖道に特化した作品制作です。杖の上下にLEDを仕込んで絵筆とした直球の「光る杖の軌跡」です。
 詳しくは http://rieko.jp/lab/?p=3389

 ▼光る杖の軌跡「杖道×アート2014」最新作 
 http://youtu.be/QrA8bY8FroQ


【プレ 光る杖の軌跡「動体×動体ワークショップ2014」】
 2014年、前期「身体表現ワークショップ」の締めは、動体×動体ワークショップのリハーサルと本番です。履修メンバー個々人のテーマさがし、動きの模索が進行しました。熱い興味とともに手も身体もよく動きました。そこから4つの動画作品とたくさんの静止画作品が生まれました。
 詳しくは http://rieko.jp/lab/?p=3269

 ▼動きを遊ぶ:リハーサル風景をスローモーション、タイムラムスで記録したもの
 http://youtu.be/0X50cgmDCVY

 ▼本番!作品
 wizarding http://youtu.be/xQEkXgNU29g
 music http://youtu.be/bNp0Z_NVUmo
 baseball http://youtu.be/ID3tQJcz5ek
 2014SpaceOdyssey http://youtu.be/_nMAkxN6Aas

【カメラを遊ぶ、動きを遊ぶ:WEBギャラリー】
 詳しくは http://rieko.jp/lab/?p=4776

 ▼光と動きで対話した作品群(静止画)




















※さて次回の予告です。毎週木曜日3限、メディア制作ワークショップでは、課題「わたしの時間造形」について水面下(メンバー限定エリア)に成果があふれてきました。こちらも手八丁、口八丁の受講メンバーによるワークショップが進行中です。前期を踏まえた後期への助走として公開する予定でいます。